町田やまさ製茶 株式会社
東京都町田市上小山田町1758 電話0427-97-1131
静岡の新茶シーズン到来! 昨日、静岡茶市場の初取引が行われ、いよいよ静岡でも新茶の摘み取りが始まりましたが、最近ではめっきり少なくなってきている手摘みでの収穫が中心で収穫量も少ない状況です。 静岡県民でもなかなか見ることが少ない手摘み新茶を収穫している茶園に昨日おじゃましてきました。最盛期に入れば、機械であっという間に収穫してしまう茶園も 一葉一葉ていねいに摘み採っていきます。摘み取りのプロの方でも1日に15sほどの茶葉しか収穫できず、製品になるとなんと3kgほどになってしまいます。初心者の私も 少しだけ手伝いましたが、「こんなんじゃ私らの半分にもならないよ、ハハハァ…」と笑われました。 生産家のみなさんの凄さに圧巻の一日でした。(シ・平成17年4月26日)
茶農家と、私どもお茶屋の協働で、「お茶」は造られます 柔らかく、しっとりと、暖かな、赤ちゃんの手を想像して見てください。 緑茶の製造は、茶葉を蒸し、五つの乾燥工程を経て、荒茶が出来上がります。 この五つの乾燥工程を通じて、たえず、この感触を確かめながら揉み上げていくことが、最上の深蒸し茶を造るうえで、大切な条件であると私たちは思います。 茶農家が、厚く、みずみずしく、柔らかな生葉を育て、理想的に揉み上げる。 当社が、仕上げ、皆様にお届けする。二人三脚の茶造りにお付き合い下さい。 2月上旬、この頃になると配合肥料を施します。これは、魚粕、菜種粕などの有機物を中心にオリジナルに配合した肥料です。一般的に、3月下旬に芽が動き出し、その1ヶ月前に根の活動が始まるようです。この時期、これを施肥することで、土の中の微生物を活発にし、少しずつ分解されるため、根にやさしく養分を与えることができます。こうすることで、いい状態で茶の木の活動を迎えることが出来るのです。 (シ・平成17年2月10日)